Keep the loop
あらゆるモノは、絶え間ない循環の中にある。
生成·適応·淘汰·進化
循環の中にあるモノは、変化しながら繋がりつづける。
接合·連鎖·綻び·再生
循環そのものも、変化とともにアップデートされつづける。
自然の変化に気づき、自然の真理に触れる。
True to nature
グラフィック解説Graphic explanation
「森は海の恋人」という有名な言葉があるように、生態系は広い範囲でつながり、複雑に絡み合いながら相互に作用し合っています。たとえば知床では、毎年サケやカラフトマスが産卵のために海から遡上することで、陸の生き物たちに海の栄養を供給します。そしてその死骸は分解されて森の養分となり、やがて形を変えて再び海へと戻っていきます。さらにオホーツク海沿岸では、流氷の存在が循環に欠かせません。植物プランクトンを豊富に含んだ氷が海に解け出すことで、一帯の食物連鎖の基盤を育んでいるのです。

命のはじまり、すべての還る場所。

海の栄養を陸へ運び、森の命を支える存在。

大地の養分と光を受け取り、命を育む基盤となる。

雨を集め、川を生み、海へと命の流れをつなぐ。

森や海を行き来し、種や命を運ぶ媒介者。

水や風をめぐらせ、自然の循環を動かす力。
Pattern of “Keep the Loop”
海〜川〜森〜山〜空
空間的な(横の)広がりと、
生きるものの(縦の)つながり。
北海道の自然の豊かさ、大胆さ、おおらかさと、
Foxfireの誠実さ、堅実さ、色合い。
そこに知床らしい味付け(昆布)も加えて。笑
それらのモチーフを、引き立て合わせ、織り成して、
ひとつづきの面として、この表現が出来上がりました。
稲葉可奈
今回のコレクション「Keep the Loop」のメイングラフィックを描いたのは、知床デザインとして活動する稲葉可奈さん。海、魚、植物、山、鳥、空といった北海道・道東の自然を象徴する6つをアイコン化し、それらの結びつきをパターンにして表現してもらいました。知床半島の先端部という人里離れた場所で暮らす稲葉さんならではの自然の循環を、服として身に纏うことでぜひ感じてみてください。
Keep the loopフリースジャケット (UNISEX)
首回りも暖かいスタンドカラー仕様
ファスナー付きポケット
腰回りからの風もシャットアウトできるアジャスターつき
デルタピークKeep the loopクルー
Keep the loopフリースマフラー
KTLフリースブランケット